Webサイトのスクリーンショットを取得するには通常、FirefoxやChromeのアドオンを使用するのが便利です。ですが大量のWebサイトのキャプチャを取りたいとなると非常に手間がかかります。そこでWindows用のフリーウェア「CrenaHtml2jpg」を利用して、コマンドラインからWebサイトのキャプチャを取得してみましょう。
CrenaHtml2jpgはコマンドラインから呼び出すことができ、オプションを指定することで動作をコントロールすることができます。何を指定するとどのような動作になるのかは、同サイトに記載されています。
- まずCrenaHtml2jpgをダウンロードします。
- 解凍をして展開されたら、コマンドプロンプトを起動してそのディレクトリに移動します。そして下記のコマンドを実行するとCodaholicのフルキャプチャを取得することができます。
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CrenaHtml2jpg.exe -uhttp://blog.t-szk.com -ohoge.jpg -p -q100 -s1280x1000 |
-uhttp://blog.t-szk.com
http://blog.t-szk.com を撮影します。
http://blog.t-szk.com を撮影します。
-ohoge.jpg
hoge.jpという名前でカレントディレクトリに保存します。
-p
Webサイト全体を取得するようにします。
-q100
画質を指定します。
-s1280x1000
保存する画像のサイズを指定します。
これをバッチファイルとして保存すればダブルクリックで呼び出すことができるようになります。Excelなどを使って大量のコマンドを作れば、数千のURLであっても自動で簡単に取得することができます。